ひよこ30歳不妊治療中

採卵1回、移植4回陰性、1回化学流産。着床不全。PCOS。乏精子症。

OHSSで緊急入院

 採卵の翌日、前回の採卵よりもお腹が張っていました。もうパンパン。苦しい!

採卵後3日目まではご飯も多少食べれていましたが4日目にはご飯も水も入らなくなってしまいました。

その夜から吐き気がはじまり嘔吐。何も食べてないから胃液しか出ない。

朝までゲーゲーやって、クリニックに電話して急遽受診することになりました。

 

採血と内診をして先生の診察。

脱水症状になっていたようで血が濃くなっていると。卵巣も腫れていて腹水が溜まっている。

OHSSで緊急入院となりました。

 

家の近所の総合病院を紹介してもらい、車でそのまま向かって管理入院。。

結局三泊四日の入院になりました。寝ている間もずっと24時間点滴なのが辛かったです。あれ繋がってるとなかなか寝れない。

退院後3日くらいでお腹は楽になってきました。

 

採卵時にしたBCE検査は陰性でした。

採卵周期(3回目)

 久しぶりの更新です。

リプロ東京に転院後、採卵周期に入るために生理を待っていたのですが待てど暮らせどやってこない・・・。

周期51日目で受診し薬で生理を起こさせました。もっと早くいけばよかった。

ということでノアルテンとプレマリンを1週間飲んで周期60日で生理が来ました。

不妊治療始めてからこんなに生理が来ないのは初めてでした。

 

さて、いよいよ転院後初の採卵周期です。

刺激はアンタゴニスト法。前回おそらくショート法だったのでアンタゴニスト法での刺激に期待しています。

 

サプリはビタミンD4錠、ラクトフェリン7錠、リプロの女性用ベーシックを8錠、DHEA1錠、メトグルコ1錠を継続しています。サプリだらけ。1日21錠!

 

D3 小さい卵胞が合計21個見える。多すぎるので消していきます。レトロゾール1日1錠×4日間。またHMG富士150の自己注射開始。(9日間)

D8 10mm以上の卵胞が11個、小さいのも合わせると29個。

D9 セトロタイド自己注射。

D11 10mm以上の卵胞が25個。小さいのも合わせると36個。セトロタイド1/2注射。夜にブセレキュア+hCG5000自己注射。カバサールとビブラマイシンを飲み始める。(7日間)

D13 採卵。

 

大体こんなスケジュールでした。

自己注射は最初緊張して恐かったけれど、だんだん慣れていきました。痛いのは変わりませんが。

セトロタイドの自己注射を打った後にすぐに赤く痒くなってきてなんじゃこれ!?と思い必死でネットで調べると、どうやらそういう薬らしいです。言っておいて欲しかった。。

 

採卵結果

21個取れました。(25個見えてたのに4個消えてしまった泣)

 

数が多いということで今回も全身麻酔で挑みました。リカバリールームで目が覚めて、意識が戻るや否やもう、激痛。とにかく痛い。痛い。口呼吸しかできない。

すぐに座薬をつっこんでもらいました。それでも足りなくてロキソニン100を出してもらってようやく落ち着きました。

その後も気持ち悪さが抜けるまで寝かせてもらって、母の迎えで帰りました。(色々情けない。)

 

受精確認&凍結確認

夫の数字はやっぱり悪くて全て顕微授精となりました。お金・・・!

21個のうち未熟卵4個→

17個顕微のうち顕微授精に耐えられなかった変性卵5個→

12個のうち2PN11個、0PN1個。

2PNのうちの1つを初期胚凍結→

残り11個のうち成長が止まってしまったもの3個→

結果、胚盤胞8個凍結となりました。

 

初期胚1個+胚盤胞8個という結果、

培養士さんによると良い結果ということですが、正直もう少しいけるかなと思っていました。前回採卵数から胚盤胞到達率が50%だったので。

でもグレードは今回のほうが良い気がします。

あとこういったきちんとした詳細説明があるのはさすがだなと思いました。

グレードは以下の通り。

 

初期胚G2

5日目胚盤胞G2

5日目胚盤胞4AA×3

5日目胚盤胞4BA×2

5日目胚盤胞3BB

5日目胚盤胞4BC

(すべて2PN)

 

リプロ東京に転院

お正月を挟んだため1周期お休みになりました。

 

病院に電話してhcgが下がっていることを聞いて、年が明けてから転院の旨を主治医に伝えました。

詳しい治療記録の紹介状を書いていただけるということで、1週間後取りに行きました。

 

最後に「ひよこさんもうちょっとだと思うんだけどねー。力になれずに申し訳なかった。」と言っていただきました。

 

まぁ、仕方ないです。

でも、2回目の移植がダメだった時に着床不全の検査を勧めてくれてたらなぁって思います。こちらが動かないと、聞かないと教えてくれない。。選択肢を示してくれない。

そういうクリニックは多いとは思いますが、やはりちゃんと「考えてくれているのかな。失敗が続けば儲かるから教えてくれないんじゃないの」という不信感が出てきてしまいます。(決してそんなことないだろうけど)

費用の面でも明朗会計ではないことにモヤモヤ。

リカバリールームを2~3時間利用しただけで明細に27,000円載っていてびっくり。何度目かの移植の時からは無くなっていて、なんだったんだろうと…。

 

一般不妊治療をしていた近所の婦人科に紹介された病院だったんですけどね。あまり自分で調べずに体外をする病院を決めてしまったのが良くなかったかもしれません。

 

転院先で迷ったのはリプロ東京と杉山新宿でした。杉山新宿は規模が大きく先生も親切な方でしたが、待ち時間が長すぎることと卵子アンチエイジング外来というちょっと?な外来があったり少しビジネス臭を感じました。(杉山でうまくいっている方はたくさんいるようです)

リプロは機械的ではあるのですが、先生達の仕事への情熱が感じられること、科学的な根拠に根差した治療を行っていることが良いなと思いました。費用の案内も、薬価1錠から値段がのっていて誠実だなと感じました。

 

転院後の私の診察はビタミンDの再検査の採血をして次周期から採卵ということになりました。また、採卵に備えてメトグルコ、DHEAを飲むことに。

サプリはビタミンD、リプロの女性用マルチビタミンラクトフェリンを飲んで備えます。

夫もすぐ初診を取り検査したところ、4月にした手術がうまくいったようで精索静脈瘤は無くなってました。数字も少し改善されていました。

移植周期(5回目)

久々の更新です。

着床不全の検査が一通り終わり、残りの胚を移植しました。

周期中に30歳になりました。

 

リプロのビタミンDを1日3錠、杉山のサプリ(葉酸)を1日2錠を引き続き飲んでいます。

 

残りの冷凍胚は2つ。

2つはどちらも胚盤胞なものの、1つは初期胚盤胞で少しステージが違うそうです。

今回は2つ同時に移植することにしました。

 

杉山とリプロの着床不全検査の結果を主治医に見せると、インスリン抵抗性が高いことの対策としてグリコラン(メトホルミン)が処方されました。

リプロではヘパリンを打ったほうが良いといわれましたが、主治医からストップがかかり断念。

迷っていたプレドニンも結局処方されることになりました。

 

ホルモン補充周期で移植です。

(リプロのビタミンD1日3錠、杉山の葉酸1日2錠飲みながら)

D5   エストラーナテープ 2枚(2日に1回張替)、グリコラン1日1錠開始

D13  エストラーナテープ 3枚(2日に1回張替)

D16  ルトラール1日3錠開始

D17   エストラーナテープ 2枚(2日に1回張替)

D20  ルトラール終了

D21  移植(5AA・初期胚盤胞) プロゲステロン50mg「F」注射

D22  ワンクリノン1日1回、プレドニン1日1錠、バファリン1日1錠開始

D29  BT8 採血 hcg19.5 薬継続

D34  BT12 採血 hcg3.8 薬終了

 

今回は初めて少しhcgが反応しました。どうやら着床はしたようです。

しかし後日再検査した時には下がってしまいました。。

BT9に早期検査薬で調べてみたら反応しなかったので覚悟はしていましたが、やはりがっかりです。。

 

これで胚は無くなってしまいました。

年が明けたらリプロに転院の旨を伝えようと思います。

雰囲気の良いクリニックだったんですが結果が出なかったので仕方ないですね。。

リプロでは上手くいくと良いな・・・。

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着床不全?セカンドオピニオン祭りその4 リプロ東京

次に行ったのはリプロダクションクリニック東京です。

汐留なんて久しぶりに行きました。杉山と同様超有名クリニックです。私がここに行くなんてなぁ~と思いながら受付を済ませました。

 

さて、今までの経緯を簡単に説明し、

・不育症の血液検査

・子宮収縮検査

をすることになりました。

 

リプロでは不育症の検査が着床不全の検査も兼ねているようです。

 

リプロの血液検査の項目は以下の通りです。

・AMH

・抗CL-β2GP1 IgM抗体

aPS/PT IgG抗体

aPS/PT IgM抗体

・DHEA-S

ビタミンD

・テストステロン

・血清銅

亜鉛

・セルロプラスミン

・A1C

・血糖空腹時

インスリン精密

・HOMA-R

・NK細胞活性

・LA

・抗CL IgG

・抗CL IgM

・抗PE-IgG抗体

・抗PE-IgM抗体

・抗CL-β2GP1 IgG抗体

・第Ⅻ凝固因子活性

プロテインS活性

プロテインC活性

・抗TPO抗体

・Free T4

・TSH

・APTT

・P-T活性

・プロトロビン時間

・INR

 

結果

・子宮収縮検査→正常

血液検査は

・HOMA-Rが基準値≦1.73のところ2.04

aPS/PT-IgMが基準値<25のところ33

・第Ⅻ因子が基準値60%のところ48%

プロテインS活性が基準値56%以上のところ56%

・DHEAsが基準値≧200のところ186

・テストステロンが基準値20~100のところ17

ビタミンDが基準値30~50のところ18

と色々ひっかかりました。

 

杉山とかぶる項目もありましたが、リプロのほうが基準値がシビアです。

HOMA-Rの異常はインスリン抵抗性が高いということだそうで、私は糖尿病に片足のさきっちょだけ突っ込んでる状態と言われました。PCOSとも関連があるそうです。糖質制限が課されました。

 

aPS/PT-IgMは抗リン脂質抗体のなかの一つ、第Ⅻ因子とプロテインS活性は凝固系のもので、どちらも結果的に血栓の原因になるということでした。

対策としてバイアスピリンを移植~28週まで、ヘパリンを移植~16週まで必要、さらにもしリプロで採卵する時にはヘパリン培養という方法で培養するそうです。

 

DHEAsとテストステロンの異常はPCOSなのでひとまずスルーで。

杉山と同様ビタミンDを飲むよう言われました。(1日3錠出産まで)

 

あとは杉山同様いくつか先生に聞いてみました。

・移植時にエコー無しは普通?→リプロでは一応使うけど、ベテランの先生なら結果に変わりはない

プレドニンについて→抗核抗体80倍では処方しないが、着床を助けるので別に悪くはない

 

杉山ではエコー無しなんてありえない!みたいな反応でしたがリプロでは別に無くはないみたいな感じ。宮崎先生もベテランだろうからそんなに変なことじゃないのかも。

 

プレドニンについては杉山とリプロで意見が分かれましたね。

宮崎先生は一応出したそうですが、次は無しで移植してみたいかも。

 

杉ウィメンズクリニックの初診はあいかわらず来年2月ですが、結局ヘパリンとバイアスピリンを出すという情報もあり、行くかどうか分からなくなってきました・・・。

それまでに妊娠出来ればそれが一番ですけれども!

 

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着床不全?セカンドオピニオン祭りその3 杉山産婦人科・新宿

次に行ってみたのは杉山産婦人科・新宿です。

ここは本当に病院か!?と思うほど綺麗でした。外資系ホテルのロビーのようです。

呼び出しは全てメールで行っており、精算も自動精算機があってかなりシステマチックです。新宿の大きなビルの6階分を専有するなんて儲かってるなー。

 

着床不全が専門の先生を指名しました。今までの経緯を簡単に説明したところ、

・慢性子宮内膜炎の検査

・子宮鏡の再検査

・着床不全の血液検査

この3つをしてみましょうということになりました。ERA検査のことも気になっていたので聞いてみましたが、まだあまり確立してない上に費用が高いのであまりお勧めされませんでした。(ただERA検査をして意味がある人も少数ながらいるということでした)

 

杉山産婦人科でやった血液検査の項目は以下の通りです。

・AMH

・抗CLβ2GP1抗体

・APTT

・LA-(PLI-LA)

プロテインC活性

プロテインS活性

・凝固第Ⅻ因子

・抗CL抗体IgG

・抗核抗体

・TPOAB

・抗CL抗体IgM

・Th1細胞/Th2細胞

ビタミンD

 

 

結果

・慢性子宮内膜炎→異常無し

・子宮鏡検査→異常無し

血液検査の項目では

凝固第Ⅻ因子→基準値36~152%のところ35.9%

抗核抗体→基準値40倍未満のところ160%

ビタミンD→基準値30のところ10.6

が引っ掛かり、それ以外は異常無しでした。

AMHを初めて測ったのですが15.1で高め。PCOS。。

 

凝固第Ⅻ因子はギリギリひっかかったためか、ほぼ説明はスルーされました。

抗核抗体については、前回夏に測ったときは80倍だったのに上がっています。この数値が高いとリウマチなど膠原病の疑いが出てくるということでした。

抗核抗体が80倍という結果をうけて前回と前々回の移植ではプレドニンというステロイド剤を飲んでいましたが、杉山の先生はこの数値でプレドニンは出さない。むしろ着床を阻害するという考えでした。

 

たまたま身内に膠原病の専門医がいたので研究室で調べてもらうと、(私は詳しいことは分かりませんが)抗核抗体陽性の中でも最も病原性のないもので心配ないことが分かりました。だったら次の移植はプレドニンをやめたいな・・。

 

慢性子宮内膜炎が陰性なのは意外でした。案外ここがひっかかって治れば上手くいくかも、とぼんやり考えていたので。

あとはビタミンDのサプリを飲むことになりました。変わったこと言えばそれくらい。それで上手くいくのかしら。

 

他にもいくつか気になることを質問してみました。

・移植の時エコーを見ないのは普通?→考えられない(笑)

・2段階移植、SEET法に意味はあるか→大きな有効性はない。どのくらいから「有効」と考えるかは医師による。

・夫婦染色体検査をしたほうがいい?→流産を繰り返すなら意味があるが、着床しない段階ではしなくて良い

こんな感じでした。

2段階移植については、2つ移植することで内膜に影響して逆にダメになってしまうこともあるそうです。

 

なんとなくモヤモヤする結果で終わりました。もっと分かりやすい原因があればスッキリするのだけれど。

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着床不全?セカンドオピニオン祭りその2 はらメディカル

前周期は着床不全の検査を一通りやってみました。

行ってみたのは杉山産婦人科新宿リプロダクションクリニック東京です。

セカンドオピニオンとしてはらメディカルクリニックにも行ってみました。

 

まずはらメディカルクリニックの治療相談室です。

先生ではなく資格を持ったコーディネーターの方(美人)が対応してくれました。

 

個室に通されて一通り今までの治療の経緯などを説明し終わると、採卵周期の生理3日目のホルモン値を聞かれました。

正直採卵当時こんなに治療が長引くと思っていなくて細かい記録をつけていなかったので、分からないし測った記憶もないんですが、、と答えたら絶句されてしまい…💦

正確な刺激方法もグレードも分からない状況で、まずは今までの治療の情報を集めましょうということになりました。というか、今のクリニックはかなり教えてくださいと頼まないと教えてくれない感じです。う~ん。

・刺激の方法によって胚盤胞の質に差がでる

・~35歳の場合着床しない理由の7割くらいは卵が原因(高齢になると9割以上)

・残りの3割は子宮側の原因

・今のところ男性側の要因で胚盤胞の質に影響がでるということは無い

・リプロ・杉山でやる着床不全検査の他にできる検査ははらには無い

おおよそこんなところを確認出来ました。

刺激法によって胚の質に差が出るのならば今回の採卵で取れた胚は皆ダメなのでは・・?と不安がよぎります。

 

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