精索静脈瘤手術
私達夫婦が体外受精にステップアップしたのは、元々は夫の精液検査の結果が良くなかったからでした。
最初に検査をしたのは赤坂見附宮崎産婦人科でしたが、院長に恵比寿つじクリニックという泌尿器科を紹介していただきました。
2018年1月、初診で検査すると精子濃度、運動率、SWAT(15)、SWAT
(30)が参考基準値以下でした。
この参考基準値はWHOが発表した“1年以内にこの数字で自然妊娠した人がいたよ”という意味だそうで、基準値以上だから全く心配ないというわけでは無いそうです。
同月中に再検査してみると前回よりさらに結果は悪くなっていて、夫は精索静脈瘤ではないかと指摘されました。
婦人科の先生には精索静脈瘤の手術をしても劇的に回復することは少なく、結局は顕微になると言われましたが
泌尿器科の先生はやったほうが不妊治療に良いという意見でした。
しばらく手術するかしないか迷って、第2子のことも考えて結局4月に手術することになりました。
ただ、手術は採卵の後だったので採卵結果に影響はしていません。
手術は部分麻酔で行いかなり痛かったそうです。帰宅途中に恐らく麻酔が残っていたためか今まで見たこと無いくらい吐き気で具合悪そうにしていました。さらに手術から2~3ヶ月は睾丸が痛いと訴えていました。
術後1ヶ月の検査では結果はあまり変わらず、、、
術後2ヶ月では総精子数と精子濃度が少し改善していて、濃度は基準値を越えました。
このまま回復していくかなと思ったのですが、術後3ヶ月の検査では横ばいであまり変わりませんでした。
結果を受け、3ヶ月クロミッドを毎日1錠飲み経過を観察することになりました。(男性もクロミッド飲むんですね)
そして3ヶ月後の10月、検査結果は微改善といったところでしょうか。正直あまり変わりませんでした。
取り敢えずクロミッドは飲み続けてまた検査をする予定です。
精索静脈瘤の手術で自然妊娠可能なくらい回復した方もいるそうですが、夫の場合難しそうです。